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クロメバル

kuromebaru_1.jpg
幼魚 5cm

和名 クロメバル 学名 Sebastes ventricosus 撮影者44

全長25cm。 北海道南部~九州、朝鮮半島南部に分布する。

本州沿岸の温帯域ではとてもポピュラーな魚で、食用魚としてもお馴染みの魚ですが、ここ八丈島では極めて稀な種類となってしまいます。
2008年の夏、標準和名「メバル」は、「アカメバル」「クロメバル」「シロメバル」という独立した3つ種類に分けられたのです。
一般に食用となる馴染み深い魚が3種類に分かれてしまうんですよ。言い換えればタイやヒラメが3種類に分かれてしまうというぐらい驚きの事実です。これで魚類図鑑から「メバル」という表記が消えてしまいます。。
もっともメバルは元々、北海道から九州、朝鮮半島南部に広く生息していて、赤色系や黒色系、白系などの複数のタイプがあることは以前から知られていました。
今から160年前、欧米の研究者が2種類に分けるべきと主張し、その後も分類をめぐっては議論が続けられていました。
論文にはアカメバルは体の色がが赤っぽく胸ビレの軟条数が15本、クロメバルは黒もしくは青黒色の体色で軟条数が16本、シロメバルは白っぽい体色に軟条数が17本と異なり、遺伝子レベルでも異るという結論に達したのです。
kuromebaru_2.jpg
普段の八丈島では見ることのできない温帯種となりますが、冷水塊シーズンとなると年によってアカメバル、クロメバル、シロメバルの幼魚たちが現れます。
写真の幼魚はクロメバル。でも色彩は黒くもないし青黒くもなく、アカメバルと同じような赤褐色の色彩となってしまうようです。
やはり幼魚では色彩は当てにならないようですね。結局軟条の数を数えるしかありません。
1本、2本、3本・・・・・・・、16本!クロメバルに決定!!

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