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ブダイベラ

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本来のブダイベラの色彩 10cm

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ブダイベラ本来の色に変化し始めた若魚 6cm

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ホンソメワケベラに擬態する幼魚 3cm

和名 ブタイベラ   学名 Bodianus bimaculatus 撮影者44

全長 27cm。 高知県以南、インド・中部太平洋域に分布する。

ベラの仲間はメスとして生まれ成熟するとオスに性転換する雌先成熟型が基本となりますが、種によってはメスばかりではなくオスとして生まれ、生涯オスを通す種類もあるのです。
生まれたときの色彩は幼魚からある程度大きくなってもさほど変化することはありません。
この色彩を一般にはメスの色彩と扱われていますが、中には生まれながらのオスがいるので、メスの色彩を持つオスということになります。
このメスの色彩のメス及びオスは成長すると体色が劇的に変化し、メスは性転換によってオスとなりオスの色彩となります。元々オスだった子は色彩だけが変化します。
ややこしいですが、要は雌雄を度外視すればメスの色彩からオスの色彩に変化するのがベラだっていうことです。
ところがブダイベラはちょっと面白い変化をします。
幼魚期はどんな魚だろうと捕食魚の驚異から逃れることはできません。自然界では立場の弱いものは生き残ることができないのです。
そこでどんな魚でも外敵からの驚異に対抗すべく様々な防衛戦略を持っているのです。
あるものは海藻にカモフラージュして隠れるもの、背景に同化するもの、群れることによって身を守るものと種によって様々です。
みなさんはホンソメワケベラというベラをご存じでしょうか。
ホンソメワケベラは魚の体に付く寄生虫を退治してくれる大事なお掃除屋さんです。そのため大型の捕食魚とてホンソメワケベラを食べるような罰当たりなことはしないのです。
ブブダイベラの場合は、このホンソメワケベラの幼魚に擬態する事で身を守っているのです。
完璧な防衛手段ですね。
だから幼魚期はホンソメワケベラの色彩で成長するとオスメス問わずブダイベラの本来の色彩に変化するのです。
ベラの中では変わった体色変化パターンを持つ種類でしょう。
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