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カシワハナダイ

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婚姻色のオス 8cm

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通常色のオス 8cm

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上 メス 7cm

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幼魚 4cm

和名 カシワハナダイ   学名 Pseudanthias cooperi 撮影者44

全長 8cm。 南日本、インド・太平洋域に分布する。

八丈島では水深30m以深の潮通しのよい岩礁域でごく普通に見られるハナダイなので、オス数匹とメス数十匹の大きなハーレムで見られます。
繁殖時期は夏から秋、ハーレムのオスたちは根の上でそれぞれの場所に陣取り、青白く輝く婚姻色となって下にいるメスたちに求愛を始めます。
求愛はナガハナダイ属の定番のUスイムといわれている上下に踊るダンスです。
午後2時以降になるとメスは産卵準備が整い、上空のオスに誘わ近づいて行き、オスは大きな尾ビレでメスを巻き付けてその中で産卵と放精をして受精させます。卵は浮性卵、潮に乗って中層を漂っていきますよ。
産卵を終えたメスは根に入って寝てしまいますが、オスは次のメスを誘い次々と産卵をお繰り返すのです。
そして3時を過ぎた頃、何かに合図を送られたかのように下にいたメスたちが一斉にオスのところに行き産卵始めちゃいます。
この時のオスは上がって来るメスたちを息つく暇もなく渡り歩き受精させます。連発の打ち上げ花火といって良いでしょう。凄い光景です。
しかしすべてのオスにメスたちが均等に行くわけではありません。モテるオスとモテないオスがいて、潮通しのよい根の上にいるオスほどたくさんのメスたちが集まります。
きっと産出された卵が確実に潮に乗って流されることをメスは知っているかのようです。そのためか、集まるメスのところにモテないオスも混じり、まさに狂乱の産卵が行なわれちゃうんですよね。

カシワハナダイ、他の地域では数の少ない種類なので、数の多いハーレムの産卵は滅多に見ることはできませんが、ここ八丈島では比較的簡単に見られるカシワハナダイの里といってよいでしょう。
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