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クロホシイシモチ



和名 クロホシイシモチ   学名 Apogon notatus 撮影者44

全長 10cm。 本州中部以南、台湾、フィリピンに分布する。

本州ではごく普通に見られるバリバリの温帯種ですが、フィリピンにも生息しているので同属近似種のネンブツダイよりも南方系のテンジクダイのようです。
とはいっても八丈島ではとても珍しい種類で、水温の低いシーズンが長く続く年や冷水塊に長く覆われないと見ることはできません。
クロホシイシモチがたくさん見られる年は八丈島が例年よりも水温が低いことを示しているということになるわけです。
だから八丈島でクロホシイシモチを見たいような見たくないような、いやきっぱり断言できます。
見たくありません。

kurohoshi_1.jpg
幼魚 2.5cm

クロホシイシモチの幼魚は同属近似種のネンブツダイの幼魚ととてもよく似ているので識別は困難きわまりないです。
どちらも尾ビレの付け根に黒点があるだけで、その他はこれといった特徴がありません。
こんな時は成魚の特徴を見て推測しましょう。幼魚だってちゃんとみれば成魚の特徴が見え隠れしているものです。
尾ビレの黒点の他に際立つ特徴は眼の後方にある明瞭な小さな黒点だね。この特徴からクロホシイシモチという和名が付けられたのだから際立つ特徴のひとつですね。
さて幼魚ではどうかな?ありますね♪ちょっと薄れていますがしっかりと小さな黒点のようなものが見えます。
もう一つの特徴は鼻先(吻)から眼のところまで際立つラインがあります。さらによく見ると、眼の後方にもうっすらとラインのようなくすんだラインがあるような感じです。
ここから推測すると、幼魚の初段階は鼻先から眼を通ったラインは後方の黒点まで達するのではと想像できます。
目の上にもラインがありネンブツダイの特徴を持っていますが、ネンブツダイの初段階は、尾ビレ付け根に黒点があるだけで後はラインもない無地となりますが、クロホシイシモチではハッキリとしたラインからスタートするのです。
そして成長すると目の上のラインは薄れだし眼の後方小さな黒点がハッキリしてきます。鼻先から眼を通って尾ビレ付け根の黒点に達していたラインはどんどん後退していき、最終的には鼻先から眼の間のラインが残るだけとなるのではないでしょうか。
但しこれはあくまでも推測ですので、クロホシイシモチの各ステージの配色変化を見ないと断定はできませんけどね。
でも推測するだけでも何だかワクワクしてとても楽しい気分になります。皆さんもこんな感じで推測して楽しむと、ひと味違ったウォッチングが楽しめるのではないでしょうか。
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