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カミソリウオ



和名 カミソリウオ   学名 Solenostomus cyanopterus 撮影者44

全長7.7cm 房総半島以南、インド・西太平洋に分布する。

頭部はその場所から動かないんだけど体だけうねりに任せてゆらゆら漂っています。
ほとんど海藻が揺れている状態と同じなので外敵に見つかるわけがありません。
見事なほどのカモフラージュですね。
普段は単独で生活しているようですが、繁殖時期になるペアで行動するようになります。
いつもゆらゆらしていて、どう見たって泳ぐのは上手とは思えないのですが、必ずオスメスが落ち合いペアとなるのです。
どうしてペアになれるのでしょうか。それは彼らのゆらゆらする行動がキーポイントとなるのです。
沿岸の地形などで湾入する場所や行き止まりの場所などの環境ができています。このような場所には流れがゴミや海藻の切れ端から木の葉や朽ち枝などを運んで集まってしまう場所でもあるのです。
カミソリウオは、そろそろ彼氏彼女が欲しいなぁ~と思ったら、流れ任せうねり任せ、ゆらゆら流れに身を任せさえすれば簡単に見つけることができちゃうのです。
だからペアが見つかるところってゴミや海藻の切れ端から木の葉や朽ち枝が多いところなんですね。
まさに他力本願な人生だぁ~!!うらやましい・・・。

kamisori_1.jpg
腹ビレの裏側に付いているカミソリウオの卵

タツノオトシゴはオスの育児嚢というお腹にある袋状の中で卵が育てられ、孵化するまでオスが世話をし守っています。
カミソリウオもタツノオトシゴに近い仲間なのでオスがお腹に卵持って孵化するまで世話をします。
タツノオトシゴと違うところはしっかりした形の育児嚢はなく、大きな腹ビレの裏に卵を付けて挟むように卵を保護します。
タツノオトシゴは袋の中で育てる。ヨウジウオの仲間は種によって育児嚢が未発達で卵を挟み込むようにして育てている。カミソリウオは育児嚢はなく、卵を腹ビレで挟み込んで育てる。
卵の持ち方は違っていてもみんなヨウジウオ亜目の近い仲間たちなので、卵を育てるのはみんなお父さんの役目なんですよね。
ヨウジウオ亜目の仲間に生まれなくてよかった。

※目と科の間が亜目です。詳しくはセミホウボウのページをご覧下さい。
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