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スダレヤライイシモチ

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和名 スダレヤライイシモチ   学名 Cheilodipterus artus  撮影者44

全長15cm。 奄美大島以南、インド・西太平洋域に分布する。

八丈島では八重根や底土、神湊などの内湾のポイントで見られるテンジクダイの仲間です。
個体数は少なく、よくオオスジテンジクやキンセンイシモチの幼魚に混じっている姿を目にします。
冷水塊がなく水温の高い時期が長引くと、秋の終わりに成魚がチラホラ見られることもありますが、繁殖まではちと八丈島は厳しい環境なのか見ることができません。
同属近似種のヤライイシモチにそっくりですが、体側の太いラインと細いラインが交互に8本あるので、この特徴を押さえておけば間違えることなく識別します。

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幼魚4cm

ところがどっこい、スダレヤライイシモチの幼魚となると、この体側のラインは当てになりません。
スダレヤライイシモチの幼魚は体側のラインが4本となってしまうんです。
成長しないと太いラインの間に細いラインが現れないようですね。
4本となるとヤライイシモチの体側のラインの4本と同じ数になってしまい、ラインの数での見分け方は通用しなくなってしまいます。
そこで今度は尾ビレの付け根にある黒点の大きさに注目しましょう。
スダレヤライイシモチは、この黒点の大きさが目の瞳の大きさより若干大きいのです。まぁ若干だから同じ大きさに見えるけどね。
方やヤライイシモチはこの黒点が瞳よりも小さい。この特徴は両種とも大きくなっても変わらないので、かなり有効な識別方法だと思います。
テンジクダイの仲間たち。とても地味な似たような特徴を持っているけど、ラインの数や太さと尾ビレの付け根の黒点の大きさや形状で殆どの種類が識別できるようになるんです。
テンジクダイの仲間の攻略法。それは点とラインに注目ってことですね。