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イトマンクロユリハゼ

和名 イトマンクロユリハゼ 学名 Ptereleotris microlepis 撮影者44
全長10cm 静岡県、高知県、沖縄島、慶良間諸島、先島諸島、インド洋〜中・西部太平洋に分布する。
八丈島では、夏〜秋にかけて水深5m前後の浅い岩礁域から内湾の砂底で見られるようになりますが、やや稀なハゼとなるでしょう。
若い個体ほど数匹から数十匹の群がりで生活し、危険を感じると岩の隙間に逃げ込んだり、共生ハゼの巣穴に逃げ込むのです。
共生ハゼの巣穴に何匹も逃げ込んだイトマンクロユリハゼたち。共生ハゼもエビも狭い穴の中で押しくらまんじゅうとなりきっと迷惑なことでしょう。
秋も終わりに近づく頃、スクスクと成長した子たちが、オスメスペアになって生活を始めます。
相変わらず近づくとすぐに穴の中に隠れてしまう性格は変わりませんが、仲良く暮らしています。
ところが春の冷水塊で水温が一気に下がると姿を消してしまうようです。
1年ぽっきりの短い生涯。そんな運命も知らずに毎年幼魚たちは八丈島にやって来ます。

ヒメユリハゼやハナハゼの幼魚によく似ていますが、えら蓋のところに黒いラインがくっきりあるので、この特徴を覚えておけば間違えることはありません。
「頬の後ろに傷を持つ」ヤクザな人生送るのかなぁ〜。いやその前にいなくなるのでヤクザになるかどうかは分かりませんね。
